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水・食料よりもトイレ！？

近年、さまざまな場所で甚大な被害をもたらす自然災害。
大雨や台風の情報を聞くたびに、ドキドキと不安になります。

もしもの時のために、防災グッズを家族分用意してる方も増えてきましたね。

わが家も一通りの備えはしているんですが、つい先日「トイレ」の問題を忘れていた事に気づいたんです…。

災害時に水洗トイレは使えない

地震や水害が起きた後の水回りは下水管の破損により、流した水が逆流したり溢れたりすることがあります。
とくに、マンションやアパートといった共同住宅では、上階で流した水が下階の部屋に溢れてしまったという被害も少なくありません。
断水していなくても、災害後は配管の無事が確認できるまで排水しないのが◎。

トイレのタイプによっては水を流す時に電力を使う場合もあるので、そういったトイレは停電中も使えなくなりますね。

被災中、1番困るのがトイレ

子供はもちろん、大人でもトイレを我慢するのは大変です。
体格にもよりますが、4歳以降から1日にトイレに行く回数は、4回～7回が平均と言われています。

※出典「大地震におけるトイレの備えに関する調査結果」（日本トイレ協会）を参考に作成

避難した近くに使えるトイレがあればいいんですが、そういうトイレにはみんなが殺到しますよね…。したいタイミングで用を足せるとは限りません。
自宅避難をする方も、避難所で避難する方も家族分の簡易トイレを準備するのは必須なんです。

仮設トイレの設置は1週間かかる

被災地では、まず人命救助が優先されます。「72時間の壁」という言葉がありますが、これは人が飲まず食わずで生存できる限界が3日と言われているからなんです。
なので、災害が起きてからの3日間は救出活動や救助活動が優先され、電気や水道などのライフラインの復旧・支援はその後になります。

防災備蓄は最低3日分とされているのは、そういった状況からなんです。
道路が分断されるくらいの大規模災害となると、支援物資を届けるのに時間がかかるので、1週間以上の備蓄が必要なのは納得ですね。

仮設トイレが設置される日数

仮設トイレの設置は被害の状況などによっては早くて3日、長くなると1ヶ月以上かかる事もあります。

※出典トイレマガジン「災害時におけるトイレ対策の基本的考え方・前編」（日本トイレ研究所）を参考に作成

せっかく設置されたのに、頻繁に利用されるため汲み取りが間に合わず使えなくなるトイレも出てしまうんです。

女性や子供が利用しにくい

仮設トイレは男女共同の場合が多いことをご存知ですか？
基本的に屋外に設置されるので清潔さを保つのも難しく、夜になると周囲が真っ暗になる事もあり、子供や高齢者、とくに女性の利用が大変になるんです。

もともとが工事現場などで簡易的に置かれるトイレです。高い段差があったり、和式しかなかったり、車椅子などを利用する方に対しても優しい作りではないんですよね。

※現在では、各自治体や各企業が過去の避難生活を教訓にし、独自のトイレ対策を行っている地域もあります。

※出典「災害時のトイレ、どうする？」（国土交通省）

精神的・心理的な問題

普段の生活では当たり前のことが、避難生活では維持するのが難しくなります。

さまざまな環境不安から、避難生活中はトイレに行く事がストレスに感じてしまう。
回数を減らすために、水分補給を控えたりご飯を食べないなどで体調不良を起こすケースも少なくありません。
安心してできるトイレ環境が、避難生活を快適に過ごすのに重要なんですね。

簡易トイレは数種類を用意する

緊急時のトイレは1種類だけに頼らず、用途や状況別に合わせて数種類用意しておくことが大切。

袋型や組み立て式の便器になるもの、自宅や既設の洋式便器に袋を設置するもの、排尿だけに対応するのか、排便にも対応するのか。
捨てる時はトイレに流すのか、可燃ゴミとして処理できるのか、後々の処理の楽さも簡易トイレを選ぶ時の大事なポイントです。

※し尿処理の仕方は各自治体によって異なります。緊急時の対策と合わせて事前に確認しておきましょう。

必ず1度は試しておく！

せっかく簡易トイレを準備していても、いざという時に抵抗なくスムーズに使えなければ意味がありません。
家族みんなで試してから使い勝手のよかったものを備えておきましょう。

スタッフが自宅で使ってみました！

ダンボール製簡易トイレ

トイレのリフォームが丸1日かかると知って困った時に、活躍してくれました。
なんとなく備蓄していた防犯グッズ。災害時以外でも活用できたのが驚きです。備えていて本当によかった！
使い終わったら簡単にたためてまた保管しておける便利さがいい♪

男性向け「携帯トイレプルプル」

とてもカンタンでストレスもなし！断水時やドライブ用としても持っておくと便利。
小学生低学年でも一回で成功。一度親が手伝って成功すれば、次からは自分でできそう。受け口は余裕がある感じで、袋を広げたりするときにもたつかない限りは失敗しなさそう。

女性向け「携帯トイレプルプルL」

何度か練習をしておいた方がいい。子どもは特に難しく失敗しがちなので、練習で慣れておくのをオススメ。
我が家の場合は下着もズボンも脱いでお風呂場で試したが、一度目はあてがうのが間に合わず、二度目は外す際に少し手についた。
トイレットペーパーも合わせて用意しておくの忘れずに。

防災グッズとして保管しておくなら、トイレは座るタイプの方が安心だしストレスも少ないと思う。
ドライブに携帯用として持っていく場合も、「あるから安心」と思わずに事前に練習しておくべし。

女性は「座ってできるか」がポイント

「携帯トイレプルプル」の特徴は、男女どちらのタイプもチャックを閉められるのでニオイは気にならず、持ち帰り用の袋もあるので、それに入れると完全に無臭になって一層安心です。

ただ女性の場合、袋型のタイプはほとんど当てにくいので座れるタイプの簡易便器もそろえて備蓄しておくのがいいですね。

男の子・男性におすすめ「携帯トイレプルプル」

ニオイごとオシッコを素早く固める。凝固剤が入った蓄尿袋で、開封後すぐに用を足せます。

携帯トイレプルプル
3個入
男の子・男性用として

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携帯トイレプルプルL
3個入
女性に安心のワイド設計

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プルプル1000
2個入
安心の大容量1000ml

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携帯トイレプルプル
18個入り
家庭用の備蓄として人気

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座ってできる「便器に設置するベンリー袋」

自宅や既設の便器にかぶせて使う。大人1人分の便、尿をニオイごと固めます。

ニューベンリー袋
3枚入
便器にかぶせるだけ

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ベンリー袋R
5枚入
便器にかぶせるだけ

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簡易トイレプルマル
5回分
ダンボール簡易トイレ

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ベンリーポンチョ
1枚入
目隠し・防寒・雨対策

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子供の「オシッコぉ～」の声にも慌てない

家族でお出かけ中、子供から「ママ、トイレ～」の言葉が出たらドキッとしますよね。
すぐにトイレに駆け込める状況なら問題ありませんが、渋滞中の車内などではママもパパも焦ってしまいます。

オシッコ対応のプルプルはそんな緊急時にもあったら便利。車内でもできるコンパクト設計です！
緊急時に子供がストレスなくトイレができるように、簡易トイレに慣れておくことも大事な防災対策なのでお出かけの際にも1つは用意しておきましょう。