【一間】 いっけん

★★。.: 知ってりゃ得する「生活めるまが」VOL.042・★。☆yasuyasu★。☆
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   「おっ モノ知り!」と 見なおされ    

知ってれば 思わぬとこで 役にたつ 「生活めるまが」 
 
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   【一間】
    いろいろな読み方がありますが、ここでは畳のお話なので
    よみかたは いっけん イッケン。 
    家屋の寸法の一つで6尺のこと。メートル法では181.8センチ。

    家屋を作るばあい、畳は部屋が出来て最後のほうに、はめ込みます。
    部屋にあわせて畳を作っているんですね。
    もともと部屋に畳は無かったのですから。
    
    平安時代や源氏物語の時代の家屋は板の間ですね。
    殿様や偉い人が座る場所だけ、畳を敷いてあります。
    畳は高価なものですから必要に応じて居間や、寝る場所に
    移動して使っていました。

    しかし
    京都の御所では一番高貴な方が寝られる建物は、寝殿造りと呼ばれ
    当時では高価なタタミを部屋中に敷き詰める部屋で寝ていました。

    居間も畳が敷き詰められた、書院造りと呼ばれる部屋が
    現在の和室の元祖で、やがて一般家庭にも普及しました。
          
    柱の縦のラインに畳のヘリのラインがそろうように、敷き詰めます。
    一畳のタタミは長方形ですから、一辺の長いほうと短いほうは
    柱と柱のあいだのサイズに収まっています。

    この長いほうの柱間が一間(いっけん)です。
    短いほうの柱間は半間(はんげん)と呼びます

    フスマも障子・マドもすべて柱と柱のあいだに収まっています。
    現代でも、カーテンやカーテンレール等は「一間もの」とか
    「半間もの」表記していますね。    


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   「生活めるまが」の やす☆です。

    西洋人からは「日本人、家に入るときなぜ 靴を脱ぐの?」と
    言われます。
    畳は床ではなく布団や寝具から出発しているので
    靴を脱ぐのは当然ですね。

    西洋人もベッドに入るときは靴を脱ぐのですから。  
    
  
      
            ふとんのかわりに
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   ★編集後記(しぼりかす)

    昨年、京都御所の一般公開に行きました。
    寝殿造りの建物も外からですが見せていただきました。
    しもじもの者からは、想像も出来ない世界でした。
    
       
   くらしに役立つお手つだいさんをめざす やす☆ でした。

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