30年使っている食器棚の扉の丁番を修理(砂丘人様)

30年使っている食器棚の扉の丁番を修理(砂丘人様)

こんにちは!
30年使っている食器棚の扉の丁番が割れてしまい、食器棚を買った家具会社に見てもらったところ、30年もたっていて、製造会社はもうありませんから、建具屋さんに削ってもらい、別の新しい丁番を取り付けてもらいなさい。と言われました。
おたくのほうで手配してもらえませんか。と言うとうちの会社が間に入ると余分に修理代が高くなりますよ。 といわれ、半分脅され、丁番を捜すとか、なんとか直してあげようという誠意がみられませんでした。
私がネットで丁番の品番をたよりに貴社を探し当てて手配いたしました。 木部の大きくなった穴には、瞬間接着剤をいれて埋めてなおしました。おかげさまで元通りに治りました。
30年も同じ品物を作り、在庫して、販売してくださってありがとうございます。
今時、電化製品など5年もしたら修理の部品がありません。修理の対象になりませんなどと言われ、しぶしぶ新製品を買わされています。
貴社は貴重な存在です。会社の利益が少なくて経営的には厳しいかもしれませんが、消費者の為に頑張って下さい。
貴社のご繁栄をこころより願っております。
ほんとうに、ありがとうございました。
予備にこの丁番を数個買っておこうかと家族で話し合っています。

砂丘人様

●店長より

このたびは、ご丁寧にご感想をお送りくださり誠にありがとうございます。
食器棚の丁番を取替えていただいたのですね。
接着剤でサイズを微調整いただいて、無事交換していただけたとのこと、安心致しました。
製造会社様や建具屋さんでは、簡単に対応できないと言われて、辛い思いをされたのですね。
アングル丁番は、 20~40年前に主に食器棚やサイドボート等の家具に多く使用されましたが、材質がダイキャストで折れやすい欠点があり衰退致しました。
昭和の後期からは、組立家具が中心となったことで、スライド丁番が主力となり、 多くのアングル丁番の製造工場は廃業致しました。
現在は数社が生産致しておりますが、既成品として市場に流通している製品は、当店掲載商品が中心となっております。
砂丘人様には、30年大切に使われ、思いでもたっぷりつまった食器棚を修理していただくことで、また元通りお使いいただけるようになり本当によかったです。
このたびは、うれしいご連絡をありがとうございました。

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