
メッシュパネルの固定方法はこうやって選ぶ!
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メッシュパネルを販売して十年以上の実績から、ワイヤーネットとも呼ばれるメッシュパネルを壁に取り付けよう思ったときの「固定方法の種類と、金具選びのコツ」をご紹介します。
「初めてメッシュパネルを使うんだけど…」という初めての方にもピッタリな、カンタンな方法ばかりですよ。
使うのは「突っ張りポール」か「壁付けフック」
基本の固定方法は、見出しにあるように「突っ張りポール」か「壁付けフック」二つのいずれかです。
違いとしては大きく4つ
- 見た目
- 取り付け方
- 壁に穴があくかどうか
- 費用
見た目スッキリなら「壁付けフック」
この4つの違いの中でも、「見た目」はとても大事な部分です。
同じメッシュパネルを取り付けた場合でも、見た目は全然違います。
壁付けフックの場合、フックが小さければ小さいほど見た目がスッキリ!目立ちません。
突っ張りポールだと両端にポールが来る分、ポールの存在感はあります。でもメッシュパネルとポールの色を合わせると、その存在感がいい味を出してきます♪
それぞれのメリット・デメリット
突っ張りポールと壁付けフック「どっちで固定するか悩むなぁ」という方のために、メリット、デメリットをまとめてみました。
突っ張りポール
壁に穴を開けなくていい
移動が楽
ポールと固定する金具分価格が高くなる
壁から数センチ隙間があく
壁付けフック
スッキリ見える
ピンポイントで好きな位置につけられる
壁に小さい穴が開く
移動は面倒
壁の材質に合う金具がいる
こんな感じです。
普段よく目に入る場所に設置するなら、見た目で選ぶのも大事です。
それ以外では、
「壁に穴を開けたくない」
「穴を開けられない壁(コンクリート壁など)」
「今後模様替えで移動させるかもしれない」
なら、突っ張りポール。
「とにかくスッキリ見せたい」
「ピンポイントでパネルをつけたい位置がある」
なら壁付けフック。
目的に合わせて選びましょう♪
突っ張りポールの取り付け方のコツ
突っ張りポールと壁付けフックにはそれぞれ、取り付け方のコツがあります。
まずは突っ張りポール。
私たちが販売しているメッシュパネル専用「伸縮ポール」の場合は、突っ張る床と天井にそれぞれ6センチほどの突っ張れる広さが必要です。
あとはポールにメッシュパネルを引っ掛ける金具と、ポールの両サイドでパネルを固定する金具も必要です。
でも実は両サイドで固定するのは、結束バンドでも十分だったりします。
ちなみにメッシュパネルを地面スレスレに立てる場合は、引っ掛ける金具も使わず、留め具は両サイドの結束バンドだけでもOK。
結束バンドなら色が白と黒色から選べて、メッシュパネル固定に使っても自然なんですよ。
壁付けフックの取り付け方のコツ
壁掛けフックの場合は、取り付ける壁の素材に合わせた金具を使います。
さきほど穴を開けるのを壁付けフックのデメリットとして書きました。でも最近は目立たないピンタイプが多いので、穴はあまり目立たないことが多いですよ。
壁の材質に合う金具を用意する
「壁の材質って、どうやって確認したらいい?」
多くの場合は壁紙が貼ってあるので、壁紙からは判断がつきませんよね。
壁の材質確認の定番は「壁にピンをさす」です。
画鋲や裁縫用のピンなどを目立たないところにさして、白い粉がつけば石膏ボードです。
石膏ボード壁だと、さほど力を入れなくても、女性の力でもさくっと入ります。ささらなければ、コンクリート壁や木壁の可能性があります。
木壁で試してみたら、ピンは全然ささりませんでした。めちゃくちゃ固いんですよ!
当社では「石膏ボード壁」「木壁」でそれぞれメッシュパネル専用の壁付け金具がありますよ。
専用の金具なので、同じシリーズのメッシュパネル外枠部分がピッタリ入るようになっています。安定感がありますよ。
より穴を目立たせたくないなら「壁美人」
壁付けフックを固定するのは裁縫用の針みたいな細いピンなので、抜いても目立ちません。
でも、もっと穴を目立たせたくないときには、ホッチキスで固定する「壁美人」というフックもあります。
ホッチキスどめなのに、ものによっては耐荷重10kg以上OKなものもあるすごいやつ。百八十度に開くホッチキスがあれば、取り付けできます。
「木壁用」「石膏ボード壁用」「壁美人」それぞれで空く穴の大きさ、比べてみました。
ただ壁美人は、耐荷重が重くなるほど金具も大きくなって金額も上がります。
金具のデザイン、金額、壁に空く穴の大きさなど、大事にするものの優先順位を決めて、好きな方を選びましょう。
壁付けなら、私は専用の金具の方が好みです。とにかくスッキリしてる。
私たちのお客様は「突っ張りポール」派
十年以上メッシュパネルを販売している私たちのお客様は、私の体感ですが、突っ張りポールも一緒に買われる方が多いです。
私も自分で使うなら、突っ張りポールを選びます。お金はその分かかりますが、使い勝手はほんとすごくいいんですよ。とりあえず突っ張ってから位置を微調整できるのも、不器用な私にはありがたいです。
価格でいうと、安く済ませたいなら断然壁付けフックです。