みなさんは、石こうボードに棚を取付けたあとの
壁の裏側がどうなっているか、見たことがありますか?
普段のお家では、建物ができる施工段階でない限り、
壁のウラがどうなっているのか確認することはありませんが、
今回は、施工用に作った壁を使って体験を行ったので、
壁の裏で、ネジや石膏ボード用の取付けプラグがどんな風になっているかを
見ることができました。
火に強く、燃えにくい特性をもつ材質であるため、
一般家屋の壁に使用されることが多い石膏ボードは、
ネジやクギが効かない壁。
ネジを使って取付けるには、
取付け用の専用プラグを使います。
これをネジを使う部分に表面から押し込んで、
プラグ穴にネジをねじ込むと、ネジが壁に固定され
棚の強度が増すというわけです。
では、どんなふうに壁に固定されるの?
研究所員のみなさんに取り付けていただいた棚の裏側は・・・
“パカっ”
壁のおもて側がら、ネジをグリグリねじ込むごとに
この乳白色のプラグが壁の裏側で徐々に開いてく。
プラグが開くことで、石膏ボードにネジが固定されるというわけです。
壁の裏側をはじめて見た研究所員さん。
「あらぁ~!!!」
「こんなふうになってるの?」
「なるほどぉ」
体験中、一番の盛り上がりでした。
久宝金属 松並常務から説明をしていただいています。
こちらは、川添社長となにやら盛り上がる研究所員さん。
壁の裏。
よしだも写真でしか見たことなかったので、
壁の裏側がどんな世界なのか、初めて目で見て
確認することができました。
あなどることなかれ、この乳白色の小さなプラグ。
棚の取付けにおいて、なくてはならない存在だったのですね・・・